引戸 目地加工,斜めカット

引戸の製作をご依頼頂きました!

目地加工、下部戸車の加工、斜めカット、鎌錠加工 
なんとも加工の多い事例です。

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■目地とは
辞書的には、煉瓦(れんが)・コンクリート ブロック・タイルなどを積んだり張ったりした時にできる
「部材と部材の継ぎ目」のことです。
部材の切り出しサイズは機械の制限によります。
長さが足りなければ部材を繋ぎ合わせる必要があります。
この部材と部材の継目を「目地」と呼びます。
住宅や店舗、施設の内装の殆どに目地が効果的に使われています。
一見するとそれは単なるデザインです。
都合が生み出したデザインなのです。

建具にもこの目地にヒントを得たデザインが施されます。
わざと数ミリの切り込みを入れます。
化粧合板の表面の色と、切り込みとの色の差が目地のように見えてオシャレです。
一般住宅のドアなどに使われているため、珍しいものではありません。

仕方がなくついていたものが、わざとつけるに至ったわけです。
デザインというのは面白いですね。
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<部材情報>
化粧合板:米山産業株式会社_TWA-8000
戸車:アトムリビンテック株式会社_FA-1000
鎌錠:お客様からの支給品

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